最後に、もう一度だけ

4/30、貴方と行く一泊二日の那須旅行。その別れ際にもう一度、貴方に告白をします。やっぱり、どうしても貴方が好きだから。私に興味が無い仕事の忙しい彼、私のことが好きで追いかけてくれる彼。そんな人がいる中で、やっぱり貴方の事が好き。誰よりも貴方を失いたくないの。LINEの返事もそっけなくていい、パチンカスになったっていい。やっぱり貴方の傍に居たい、好きって言える関係でありたい。もう一度告白をして、それでもやっぱり付き合えないなら今度こそ諦めるから。もう一度だけ貴方に私の気持ちを伝えさせて。大好きなの。私ともう一度付き合ってください。これから、また二人の思い出を増やしていきたいの。もう一度だけ振り向いて、私のことを好きになって。神様お願い。

拙いこの気持ちは

今年33歳には見えない若めなルックス、形のいい唇、12cm違う身長、私より大きな手足、華奢に見えて意外とがっしりした体格、鈴を転がしたような笑い声、気だるそうな佇まい、眼鏡を外しても前髪を下ろしても整った顔、手を繋ぐとそのままコートのポケットに入れられること、私がベタベタひっついても気にせず付き合ってくれるところ、満員電車で私を庇うように抱きしめてくれたこと、感じやすかったりくすぐりに弱いところ、私の悪戯をこーらって絆されたように笑いながらとがめるところ、私のお腹のお肉をぷにぷにしてくるところ、ムツゴロウさんみたいによーしゃよしゃよしゃしゃしゃとか言いながら頭をなでるところ、話題が途切れず変に気を遣わなくていいところ、一緒にいてもあまり携帯をいじらないところ、仕事がキツくても頑張っているところ、なんだかんだ私のわがままに付き合ってくれるところ、拗ねても相手してくれるところ、釣った魚に餌をあげないタイプと言ったくせに意外と餌をくれるところ、LINEを既読スルーしたりあまり気持ちがなさそうな様子なのに予想以上に私のこと考えてくれているところ、お酒の趣味が合うところ、メンヘラでも怒らずに許してくれるところ、アニメやゲームの話が出来るところ、優しいところ、可愛いところ、私と一緒にいて気が緩むと言ってくれたところ、そんなところがすき。

改めてここでさようならを。

好きになったのに、付き合えたのに、振られなきゃいけないなんて、別れなきゃいけないなんて。忘れる必要は無い、嫌いになる必要も無い。だからこそ、お互い感情のままに良くない関係に手と手を取り合って堕ちてしまったんだと思う。嫌われるんじゃないか、振られるんじゃないか、どこかで浮気しているんじゃないか。そんな心配をせずに気兼ねなく接することができる関係にある程度満足していた。でも、やっぱり嫉妬や束縛や、彼女としては傍に居られない。都合のいい関係として傍に居てやはり辛く思うこともあって、そして私にとって都合がいい関係だったけど、私以上に彼にとって都合のいい関係だったのだと知ってしまってから本当に目が覚めた。悪い夢から覚めた。わたしには新しい彼ができて、けじめをつけるために電話で事の顛末を話しさよならと言って電話を切った。不思議なことに涙は出なかった。でも、連絡を一切取り合わないと決めるのに決心が揺らいだ、さよならと言って電話を切ることを躊躇った。そして、連絡を取らずに1週間が経った。彼の仕事が忙しく、彼と本当に付き合ってよかったのか思い悩んだ夜。結果私は連絡を取ってしまった。さようならと言ったはずの、元カレである彼に。そして、やはり彼は私にとっても彼にとってももう終わってしまった人で、元彼でしかないと思った。その日は今までどおりおやすみという言葉で締め括ってやり取りを終わらせたけど、もう今後連絡を取ることはないだろうと思った。対面で、電話で、LINEで、手紙で、人伝で、結果どのような別れの方法や言葉を用いても私は未練がましい女だから本当のさようならはできないと思った。だから、改めてこの場でだけでも自分の心に区切りをつけるためにも、さようなら。大好きだったよ、楽しい時間をありがとう、自分をもっと大切にして、長生きしてね。そして、幸せになってね。たくさん心配なことはあるけれど、もう私にそれを心配する必要はないだろうからこれで最期にするよ。私も、幸せになれるように頑張るから。いつかまたどこかで会うことがあれば、その時は笑ってお酒が飲めたらいいねと思うよ。

私が選んだこと

自分で選んだ結果、別に促されたわけでも強要されたわけでもない。ちょっとは誘惑されたかもしれない、けど。自分で選んで、決めたの。後悔はしても貴方のせいではないから、謝らないでね。どんな話を聞いても、嫌いになれない。どうしてこの3ヵ月間ずっと頭の中にいるあなたを嫌いになれっていうの。どうしたらいいかわからないって言うのが一番の気持ちなのよ。何もかもが楽しくて、幸せで、大好きだった。今でももちろん好き。でも、この関係に名前をつけるなら「なあなあの関係」で。貴方が18日に1度振られた女の子に告白をする。それが成功してしまったら、この関係を本当の本当に終わりにしなければならない。その時がくる覚悟をいくら今したところで、その時のショックに立ち向かう方法なんてないの。意味が無いのよ。どうせ傷つくなら、とことん傷つけばいいじゃない。どうせ私が選んだ道。人間なんだから、失敗や後悔だってする。それでいいじゃない、そうやって恋愛をしていくのよ。友達に話しても、みんな私の味方をしてくれる。でもそうじゃないの、彼のことを悪くいうんじゃなくて私の選んだ結果を否定しないで少しだけ肯定または理解、受け入れて欲しかったの。

認識の擦り合わせにかかる時間は

約4時間15分。
夜中の3時ちょっと手前まで、布団に入りながらお互いの彼氏彼女の価値観を話す。付き合って3ヶ月目の記念日の夜。
彼氏彼女にして欲しくないこと、ここからは浮気、彼氏彼女にされて嬉しいこと、彼氏彼女にしたいすきなこと、もともと抱えてるわたしの病気、傷痕、将来子供は産めるのか。いらっとするところ、嫌いなところ、不安なこと、隠さずに、嘘をつかずに言ってほしい。今までにないくらいの長電話、無駄な会話はひとつもなくて、むしろとても大切な時間だったと思う。いつもいつも、あとで電話した時に聞こう、明日会ったら話そうって思ってるのに、電話して貴方の声を聞いたら、目の前にいる貴方を見たら、大好きで、嬉しくて、聞きたいことや話したいことが全部どこかに飛んでいっちゃうの。貴方のこと大好きだから知りたいことたくさんあると思う、質問もいっぱいしちゃうと思う。でも、面倒くさがらずに答えてね?ありがとう、わたし今本当に幸せだよ。貴方のおかげで。だいすきです。

私だけに話す貴方の話

貴方が面倒臭がりなのも、自分に無関心なのも、たぶん私にだけ我が儘なのも、寝るのが大好きなのも、過保護にされていろいろ言われるのが好きじゃないってことも、知ってるよ。面倒で死にたいって思うって話しを聞くのは少し胸が苦しいけど、でも貴方の話す捌け口になれるなら喜んでなろうって話しを聞いてあげようって思うよ。きっと自分のことはあまり話さない人だから、そうゆうことを聞けて良かったなって思う自分がいる。こんな事を話すのは君だけかなって言われて、不謹慎だけど嬉しいって思っちゃった。でも、少しでもあなたの気持ちを理解してあげたいって思ってる私にとって、君はなんにもわかってないって言われるのは辛くて。そんなわざと他人行儀に言わなくてもいいじゃない、って寂しくなって泣いた。泣くつもりはなかったんだけど、色んなことを考えたから、きっとわたしの頭も心もいっぱいいっぱいになっちゃったのね。泣かないで、まーごめんねって困ったように何度も言うあなたにほだされて笑うの。落ち着いたら、元気でた?って私なんかよりも元気ないくせに私を励まして。たくさんのごめんねとありがとうと大好きをあなたに。私が大好きな人にあげられる大好きと私にくれるすきを大事にしていきたい。

飲みすぎて不安な夜は

私は元メンヘラ破滅願望者。こんな身に余るくらい幸せな日々を過ごして、幸せな気持ちの裏側はいつこの幸せが壊れてしまう日がやってくるんだろう。1人になるとそんなことばかり考えてしまう、私の悪い癖。電話したくなって、いいよって言ってもらえたのに変なところで我慢して。そういうとき決まって貴方はそっか、って言うの。そう、それが当たり前の反応。貴方は悪くないの、変で、悪いのはわたし。貴方の優しさに甘えて、遠慮してまた我儘言って。ああ、恐ろしいほどに面倒な女。消えてしまいたくなる。ごめんね、